自己紹介、そしてこのブログを書き始めた動機

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■私は・・・

kakurehetareと申します。

生まれも育ちも現住所も東京、下町。
大学では西洋近代史を学習し、何の関係もない外食産業に就職。
1年半で体調を崩してその後IT業界へ。水があったのかIT業界でLANを扱って15年。

いわゆるひとつの「ネットワークエンジニア」という存在です。

日本では知らない人がいないくらいの大手企業でCiscoの基幹コアスイッチの設計・構築・運用をやっておりました。
ここ3年くらいは、現場から足を洗って、IT業界未経験者を中心に教える側の仕事をしています。

ハンドルネームの「kakurehetare」は、かつて一緒にCCIEの頂を目指してともに学習した仲間たちと作ったメンバーのイニシャルから作ったグループの名前。
もうメンバーは四散してしまったけれど。そして私は未だに筆記は受かるがラボに受からないヘタレだけども。
一応元気にやってます。

 

■このブログは・・・

この仕事やっていて思うんです。
「実戦経験」ってなんでしょう?

 

経験のない人は要らない、と現場は言う。

でも、現場に出ないと経験はつかない。

 

矛盾しているじゃないか。

それに対して、IT教育が示した選択肢は「資格取得」、というのが大半かと。
実務経験はないが、資格を取っていれば「知識」だけはあるぞと。

本当にそうか?!と思いますけど。

そしてITスクールに行ったり、ちょっと気の利いた企業だと2週間~1ヶ月くらいの新人研修があって、そこでどうにか資格取得して現場にでてくる。

 

でも、ですよ?

CCNAもLPIC1もOracle Bronzeも2週間で取得できる資格じゃないでしょう?

どんな天才を採用したんですか御社は?!

やっていることは、本番試験をそのままコピーした問題集を詰め込んで暗記させているだけ、というのが実情ではないかと。

 

そうはいっても、実務経験ってやつは難しい。
ましてITだと、実機を使った経験というものが重要になる。

 

4~5年前までは、私はこれで悩んでいました。
実機は手に入らないわけではないが、万人に進められるモノではない。
経験を求めるのに、個人が、自分で経験をつけられない世の中っておかしくないか?

そう思っていました。

でも、ここ最近、大きな可能性が見えてきました。

それが「Cisco Packet Tracer」

詳細は後々紹介しますが、これを使えば、自宅で、無料で、ハイスペックPCを持っていなくても、実機操作を伴う疑似体験をすることができる。
テキストを読むだけではなく、実際、ネットワーク機器を設定して通らない通信を通る状態にする経験ができる。
これは使わない手は無いじゃないか!

 

と思って、アチラコチラに布教しているのだが・・・
どういうわけか、インターネットはこの「Packet Tracer」に冷たい。
これだけの優良フリーソフト、日本語で0から100までの全機能解説があってもいいと思うのに・・・
探したけれど、結局見つからないので。

自分でチャレンジしてみようと思います。

 

どれだけ続くかわからないけれど。
誰かの役に立てばいいなと思います。

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