■基本的な接続
ワークスペースに配置したデバイス同士をケーブルで接続する際にはコンポーネントBOXで「connections」を選択します。
デバイス選択BOXの表示が変わるので、必要なケーブルを選択してください。
主として使用するケーブルはUTPストレート(Copper Straight Through)とUTPクロス(Copper Cross-Over)になりますが、接続の目安は・・・
(1)UTPストレートを使用する場合
・L2スイッチ/L3スイッチとそれ以外の機器を接続する場合
(2)UTPクロスを使用する場合
・L2/L3スイッチ同士を接続する場合
・PC/サーバ同士を接続する場合
・ルータ同士を接続する場合
・PC/サーバとルータを接続する場合
だいたい、これくらいの認識でいれば問題ないはずです。
なお、ケーブルによって、接続できるインターフェースが異なります。
ケーブル選択状態になると、マウスカーソルの見た目が変わるので、その状態で、デバイスを選択します。
接続可能なインターフェースが表示されるので、接続したいインターフェースを選択してください。
なお、インターフェースの種類が合わないと以下のような警告が表示されます。
今回はストレートケーブル(Copper Straight-Thorough)をPCのUSB1に接続しようとしたときに表示されました。
他にもシリアルケーブルをEthernetポートに接続するなどすると同じ警告が表示されます。
■ケーブルを再配線する
一度接続したケーブルを同じデバイスの別のインターフェースに挿し換えたい時、または、別のデバイスに挿し換えたい場合は、挿し換えたいケーブルの「リンクライト」をクリックします。
ケーブル接続前の状態になるので、再度接続し直したいデバイスをクリックします。
接続し直したいインターフェースを選択し直すことができます。
■接続の削除
接続を削除するときは、デバイスの削除と手順は同じです。
セカンダリツールバーの「削除」アイコンをクリックするか、キーボードの[Delete]キーを押すと、削除モードになり、カーソルが変化します。
削除モードになった状態で、削除したいケーブルをクリックすると、ケーブルが削除されます。
■Connectionのまとめ
アイコン 名称 主な接続ポート 接続例
コンソールケーブル
Consoleポート
UTPストレート Ethernetポート
・FastEthernet
・GigabitEthernet
UTPクロス Ethernetポート
・FastEthernet
・GigabitEthernet
光ケーブル GLC-LH-SMD搭載済みEthernetポート
電話線(RJ-11) アナログポート
同軸ケーブル Coaxialポート
シリアルケーブル(DTEおよびDCE) Serialポート
オクタルケーブル Asyncポート
IoTカスタムケーブル IoTポート
USBケーブル USBポート
なお、「光ケーブル(Fiber)」と「シリアルケーブル」「オクタルケーブル」をルータで使用したい場合、初期(デフォルト)の状態ではインターフェースがありません。
以下のように増設部品(モジュール)を搭載することで使うことができるようになります。
■シリアルケーブルを使用したい場合
NM-4A/SまたはHWIC-2T(※他にもあります。)
■オクタルケーブルを使用したい場合
HWIC-8A
■光ケーブルを使用したい場合
GLC-LH-SMDを単独使用、または、HWIC-1GE-SFPとGLC-LH-SMDを同時に使用
デバイスへの増設部品(モジュール)の追加方法は別の記事で・・・
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